小学生の昔から振り返ってみて、どんな男が人気だっただろうか?
足の速さ、面白さ、顔、経済力、そしてまた顔と様々だろうが、おかげで男というのはいい加減幻滅している。
女の求める条件が次々と変わるのを横目で見てきているからだ。
そういうのにきっちり順応できたモテ男や、逆に全くモテ要素のなかった男なら別かもしれないが、
そうでなければ一度や二度は手の平を返された経験があることになる。
単に男が単純なだけかもしれないが、その単純な男からすると、女の立ち回りは正直イヤラシイと感じる。
あれこれ条件を挙げるのはいいが、それだってどうせそのうち変わるんだろう。そんな考えが捨てきれない。
それでは、なぜ男に求める条件がこうもコロコロ変わるのか?
主語を最大限にでかくすると、それは女というのは概して見栄っ張りだからだろう。
四六時中「周りにどう思われるか」ばかり考えていて、しかし周りの状況というのはコロコロ変わるから、
そして、こういう女というのは、タチの悪いことに、夫も子供も自分の自尊心のタネとしか考えない。
だから平気で犠牲にする。愛情というのも、そのために出したり引っ込めたりするものでしかない。
そればかりか、キラキラするためなら、自分自身すら燃料にしてしまう。
かくて周りも自分も、誰のためにもならない苦労を強いられ疲弊した挙句、
「私はこれだけ頑張ってきたのに!」などとのたまうが、自分が好き好んでそうしていたことにも気付かない。