2016-09-14

君の名は。を見て泣いたと言う人たちに「うそつき」って

三葉のおばあちゃんが語ってたみたいに忘れるのが普通

亡くなったみつははもちろん、ある日突然入れ替わりが途切れたたきだってそう。

奥寺さんじゃなくても、そのまま大学生活をエンジョイしてそのうち他の女の子と付き合うことになって、だんだん埋もれていくものなのに。

それはまあいいとして。

周りの人たちはみんな感動したって泣いていた。

でもその人達ほとんどは、実際にたきの立場になったら簡単に忘れるんでしょって思った。

なのにどうして泣くんだろうって思ってしまって、そんな自分の黒さに少し自己嫌悪した。

友達にそう思ったことを話してみたら「みんなそういう恋愛したことないからじゃない?」って言われた。

ちょっと納得した。

そして私は自分が恵まれ恋愛をしているんだなってことを久しぶりに思い出した。

以前付き合っていて、今は別の人と付き合っている私の好きな人は、この映画を見て泣くんだろうなーって考えてた。

大好き、愛している、恋を誓うなど散々重たい愛の言葉を言ってくれたくせに、あっさり別の人と恋愛して私のことなんかすっかり忘れてるお気楽幸せな人。

決して遊び人ではありません。そもそも別れようと言ったのも私だから、結局私が悪いのだし。

ずっと思い続け、告白もして想いをちゃんと伝えたはずなのに、きっとそれも忘れてこういう映画見て簡単に涙を流せるんだろうなーって私が勝手に思ってしまった。

周りで泣いている人にそんな元彼の姿を勝手に重ね合わせて、ちょっと腹が立ってしまった。

そんなよくいる恋愛のしょうもない八つ当たりでした。

頭の片隅でこんなことを考えてしまっていたけれど、

君の名は。時間を忘れて世界観にどっぷり浸って楽しめました。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん