2016-08-26

女優記者会見にまつわる違和感

ある女優の息子が性犯罪を犯したってことで、母親としてのお詫びの会見があって、

その席上、某テレビ局記者だかリポーターだかが、下劣質問をしたとかで叩かれてる。

実際、質問は叩かれるべき下劣ものなのだけれど、それに気丈に答えた女優評価は上がっているようだ。

今後の女優芸能活動にとっては、かなりのプラスになるだろう。

実際、「女優さんかわいそう。メディアに負けずに頑張れ」という反応を、ネット結構見かける。


そもそも、なぜ記者会見がこのタイミングで開かれたかといえば、女優が今後も芸能界で生きていかなきゃいけないからだろう。

これが一般人なら、凶悪犯罪がおこったからって、「なんで親がお詫びの記者会見開かないんだ!」と叩いたりしたら、それこそ大炎上するはずだ。

それが、みんな「会見が開かれること」それ自体については当然として話が進んでいるのに、なんとなくモニョる


女優サイドが、「いまはとても、記者会見を開ける状態にないので、そっとしておいてほしい」といってたら、

どういう反応だったんだろう?

それはそれで同情があつまったんじゃないかという気もするし、

もしメディアの側とか、どこぞの文化人」が「なぜ、あの女優は会見しないんだ?」などと発言したら、

そっちのほうが炎上したんじゃないか?とも思う。




そもそもああい記者会見テレビ生中継されて娯楽として消費されていること自体が、かなり下劣ことなんじゃないかと思うんだけど、

違うのだろうか?

そもそもが下劣構造の中の、一部の下劣だけ取り出して叩いている感じに、なんだか違和感をぬぐえない。

  • http://anond.hatelabo.jp/20160826222535 一般人→なんて酷いと話題 底辺→喜ぶ

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