2016-08-23

ライターとかブロガーになるっていうのは芸能人と同じでして

書くことが好きだ。

文章を書いたり整えたりしているときが、いちばん心が落ち着く。

から、なるべく多く文章に触れられる仕事をと出版社に入り、書籍編集者になった。

しか編集者になったら文章とじっくり向き合えるなんて幻想だった。

今の版元編集は、仕事の種類(量でなく)がやたら多い。

販促仕込み、著者のマネジメント業、金稼ぎ交渉…などに時間を食われ

じっくり原稿に向き合える時間なんて、総仕事時間の1割にも満たないんじゃないかな。

(そもそも、編集者が費やした時間分だけクオリティが上がるわけじゃないけれど)

文章を書きたい。

そうこぼすと、「ブロガーとかフリーライターになったら?」と勧められる。

違う。

ブロガーフリーライターになることは、芸能人になることと同義だ。

自分制作物というより、自分を売り物として商売する職業

文章力と同じくらいセルフプロデュース力が問われる。

それができない人種から文章を書いて心を落ち着けるなんて、

ややこしい方法を選んでるんだ。

セルフプロデュース力はない。ブロガーライターとして名を成したいという欲もそんなにない。

でも文章を書いて、誰かに読んでもらいたい。

もうあれかな、食べログプロレビュアー(笑)を目指すとかしかいかな…

  • 書くことで心を落ち着けることを目的とするなら、仕事にしたりネットに上げたりするよりも、プライベートでひっそり書いている方が良いと思う。

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