2016-04-26

http://anond.hatelabo.jp/20160426115201

お節介おじさんが横から補足するよ。

この問題は「少なくとも〜」の確率を求める問題から、余事象確率を考えるというのがセオリーなんだよ。


どういうことかというと、起きる事象は全部で

a.)1枚目が黒で2枚目が白

b.)1枚目が白で2枚目が黒

c.)1枚目が黒で2枚目も黒

d.)1枚目が白で2枚目も白

の4パターンあるね。

このうち「少なくとも1枚黒」を満たしているのは、a.)〜c.)だね。

増田はa.)しか数えてないけど、2枚目に黒が出たり、両方黒でも条件に当てはまることに注意しようね。

a.)〜c.)までの確率をそれぞれ出して足せば、答えが求まるんだけど、計算が大変だね。

そこで、余事象確率、つまり、求めたい事象が起こらない確率を求めるよ。

まりd.)の確率だね。

事象確率を足すと1になるから、1からd.)の確率を引けば、計算が簡単に求まるわけだね。


ちなみにそれぞれの確率は、

a.)1枚目が黒で2枚目が白 → 4/10 * 6/9 = 24/90 = 12/45

b.)1枚目が白で2枚目が黒 → 6/10 * 4/9 = 24/90 = 12/45

c.)1枚目が黒で2枚目も黒 → 4/10 * 3/9 = 12/90 = 2/15

d.)1枚目が白で2枚目も白 → 6/10 * 5/9 = 30/90 = 1/3

1からd.)の確率を引いたものと、a.)〜c.)が一緒になることを、確認してみてね。

以上の計算確率でやったけど、場合の数でやっても同じだよ。分子を追ってみてね。

上に書いたことが分からなかったら、教科書参考書で、基本の計算方法をじっくり確認してみてね。

答えが違ったら、どのプロセスやどの思考が間違っていたのか、解説をよく読んで、どうして間違いなのかというのを、逐一把握していこうね。

ここら辺のレベル必要なのは数学センスというよりも、基本ルールの把握と適切な運用能力から、頑張って練習を積んでみてね。

6/50はまだ約分できるから、3/25にしようという感覚大事にしてね。

記事への反応 -
  • 「黒いカードが4枚と白いカード6枚があります。続けて2回引いて、少なくとも黒いカードが一枚引ける確率は?」 僕「4/10×…黒が一枚無くなるから3/10だな!答えは12/100…6/50だ!」 僕「...

    • 1 - 6/10 * 5/9 = 2/3だろ。 このレベルならセンスとかいう話じゃなくて単に意味を理解してないというだけ。 根元事象の数を数えろと習っただろ。その意味を理解できるまで例題を解き続け...

      • お節介おじさんが横から補足するよ。 この問題は「少なくとも〜」の確率を求める問題だから、余事象の確率を考えるというのがセオリーなんだよ。 どういうことかというと、起...

        • いや1行目にその余事象云々の式は書いたじゃん。高校数学特有っぽい用語が好きじゃないから単語を使わなかっただけで。 でも元増田レベルだとその前に確率の原理に立ち返るべきなん...

    • そのレベルの問題に関するセンスでいいなら ゲームやればつくと思うよ スマホゲーとかくだらないゲームでもいいけどやる時は真剣に最高の効率を求めてやること それくらいの問題は...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん