最近、フランス人の留学生と話す機会が半年間ほどあった。
留学生だからか日本語がとてもうまく、こっちがフランス語を話せなくても問題はなかった。
彼女は明るく、またかわいい女性だった。
彼女は何かにつけて日本を批判していた。
「あなたは違うけど日本人はレイシストで溢れてるよね。」とか「日本は教育レベルが低いよね」とか「日本は文化は良いけど人間は最悪だよね」とか。
正直聞いてて同意できる話しばかりだと思った。
でも彼女は会う度にそればかり言うので、だんだん辟易してきた。
どうして良いところは言えないんだろうと思った。
今思えば、確かに良いところは言っていた。
前述の「文化は良い」だってそうだ。
しかし結果としては批判ばかりが記憶に残ってしまった。
外部から受ける自身の組織への批判は、料理の中の香辛料のようなものだ。
適量であれば会話を良いものにするが、それが過ぎれば鈍感な者以外は眉をひそめる。
彼女のその点を反面教師として、我が身の振る舞いに気をつけたい。
Permalink | 記事への反応(1) | 20:36
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批判は的確な気がするな 俺も日本のそういうとこに辟易としてるわ