修士がもうすぐ折り返し地点になる.
研究の進捗は芳しくない.
どうやっても成長できない.
先輩や同輩が1日もあれば出来る作業が2週間はかかる.
その原因も分かっていて,本筋と関係ない作業にかなり時間を使っているからだ.
これを修正したいけど,もういよいよどうやって修正したらいいのか分からない.
例えば,「新しい手法の実装を行う」だと,手法が生み出された背景の理解,理論式の確認,実装するべき式の確認,実装の背景にあるアルゴリズムの確認とかが必要になると思う.
自分の場合,実装するべき式の確認で,一行でも納得できない箇所があると,そこをずーっとやっている.
ミーティングで進捗の遅れを指摘されて,「それは後でいいんじゃない?」と言って貰えるまで,その一行を導出することが「人を殺してはいけない」並みの絶対的なルールになってしまう.
「後でわかることもある」とか,「参考にしている文献が悪い」とか,頭ではわかっているんだけど,そのたびに「これは必要な作業だからやらなければならない」「式を実装するからには導出が完璧でなくてはならない」と判断してしまう.
判断する能力自体はあるんだと思う.上の文章をこうして書いているときは,「いや実装するなら導出よりも最後の式の形の方が重要じゃない?」と判断できる.
ところが,研究やら作業しているときは,それ以外何も考えられない.
やっぱり退学届を出して自殺すべきな気がする.
あのーアレだ。 たぶん野々村元議員みたいな人だ。 別に自殺せんでも屈辱の中で生きてみたらいいじゃない。