リン鉱石は枯渇するといわれている。枯渇しないにしても、日本の食の安保を考えるにあたって中国に依存しすぎることに問題がある。アメリカは安保のため、輸出を禁じている。
リン鉱石や石油をほぼ100%輸入している日本は、循環型・機械自動型の農業に速やかに移行できるような設備体制にするべきだ。
下水の屎尿からリンを取り出す技術も少しずつ研究が進められているが、古代から続いている「骨」を砕いたり焼いたりして肥料にする方が良い。
TPPで議論される稲作文化の保護についてもかかわってくる。現状の日本米は事実上、輸入品なのだ。
各家庭で魚や鶏の骨は生ごみに捨てずに、別の袋に分けて回収しよう。