始まりは絵本のねないこだれだを読み聞かせたらものすごく怖がった事だった
使えると思って夜に寝ようとしないときにお化け時間になっても起きてる子はおばけに連れていかれちゃうよと言ってしまった
効果は抜群で、怖い怖いと言いながら布団に入り「目を閉じてスースー言ってたらおばけさんも寝てると思うし大丈夫」と言ったら目を固く閉じてスースー言ってすぐ寝てしまった
騙してしまったけど夜寝る癖をつけるのは大事だから仕方ないと思った
それから遊園地にいったときにお化け屋敷について質問されて「お化けのおうちだよ昼はあそこにすんでるの」と説明してしまった
何だか面白いのでお化けのいる世界設定で夜に外から足音など聞こえると、怖がってるふりをして外を見て「いる!静かに」と言ってみたり、夜に風呂で騒ぐと、おばけさんに見つかる!と黙らせたり
あまりにも簡単に言うことを聞くのに味をしめ、好き嫌いする子のところには勿体ないお化け、バナナの皮や食べ残しを床に散らかす子のところにはバナナお化け、おもちゃを片付けないとおもちゃがお化けになっちゃうよ、TVに近づいて見る子のところには貞子さんとどんどん新キャラが増えていき、やたらに質問されるのでお化けの設定も深まっていった