2015-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20151013205158

少しずれてる。

哲学的ゾンビ理解するためには、酔っ払って記憶を無くした人について考えてみるのが一番わかりやすい。

酔っ払って記憶を無くした人は、別に何かができなくなるわけじゃない。

他の人と会話できるし、もちろん歩けるし、悲しい話を聞けば泣く。記憶を失う前と全く変わらない行動ができる。外から見ても違いは分からない。

ただ、本人に意識はない。

会話中の相手の顔も目には入っているし、脳でも理解している。ただ"意識"してはいない。

話を聴いて、理解して、「つらい話やなぁ……」と泣きながら応えることができても、悲しいという"感覚"を感じてはいない。

この「お酒を飲んで記憶を無くしている状態」がずっと続いているのが哲学的ゾンビ

から

自発的意思をもたない哲学的ゾンビが、他人キャラメルあげようとか思うのかなと。

というのは間違っているし(自発的意志を持たないのではなく、ただ意識がないだけ)

別にメガネキャラメルあげるつもりはなかったのだけど

ピンク髪の「いっそ死にたい~、っていうか消えたい」というコトバ(=入力)を

たまたま耳にして「話しかける」という行動(=反応)を出力してしま

話の行きがかり上、ゾンビ化キャラメルをあげることになったということなのか。

というのも少しずれていて、「別にキャラメルをあげるつもりがなかった」わけじゃあない。

キャラメル2つ貰ったし1個を使って誰かを騙そっと♪あ、前から話してみたかったあの子をこのキャラメルからかっちゃおうかな?」

メガネの子は確かに考えたんだよ。意識なしで。

オチについてはブコメを見てくれ。 http://b.hatena.ne.jp/entry/omocoro.jp/kiji/64616/

記事への反応 -
  • 「下校時刻の哲学的ゾンビ」というマンガが話題になってるのを知って はじめは「構成とかよく考えられてて面白い」と思ってたんだけど 最近、ある疑問を持つようになった(知らない...

    • 少しずれてる。 哲学的ゾンビを理解するためには、酔っ払って記憶を無くした人について考えてみるのが一番わかりやすい。 酔っ払って記憶を無くした人は、別に何かができなくなる...

    • 「哲学的ゾンビ」の文脈において、「記憶がないこと」と「意識がないこと」は同じことなのか?

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