2015-08-16

30代になってようやく楽しくなった話

俺は小中高大と学生時代所謂クラスでもイケているグループ」に属した事がない。

当然、女友達など皆無で、彼女も居た試しがない。

この「クラスでもイケているグループ」とは、いつも最低7〜8人くらいの友達とワイワイ楽しそうにしている人達の事で、

何となくどんなモノかは分かると思う。

ごく稀に、このグループに入ってしまう事が何度かあったが、この時の自分の異物感たるや半端ない

場を盛り下げてしまうのではないかと不安でいっぱいになる。

結局、俺にはこういうのは向かないんだな、と結論付けて学生時代を過ごした。

社会人になってもひとりで過ごす事が多かったが、決定的に違ったのは学生時代ほど違和感のない事だった。

身近に「イケてるグループ」がない。属する必要がない。

身近にいるのはただの同僚であり、友達ではないからかも知れない。

気持ちが少し楽になって、お金にも余裕が出てきて趣味が増えていった。

服を買うようになった。

ジムに通って体を鍛える事にした。

スノーボードをはじめてみた。

映画をよく観るようになった。

音楽を聞いてライブに行ってみた。

最初不安もあったけれど、どれもひとりで出来る事だ。

そして幸いな事に、「見栄えのいい趣味」だったりする。

これを20代ずっと続けて30代になった今、いつの間にか人より音楽映画に詳しくなっていたし、

服も人からセンスが良いと言われるようになり、スノーボードの腕前も上達した。

勿論それなりに努力はした。(ここでは詳しく書ききれないけど)

周りからの印象もだいぶ変わった。特に学生時代友達に会うと驚かれる。

リア充だと良く言われるが、実際はいつもひとりで楽しんでいたりする。

今までの時間を取り戻すかのように30代を楽しんでいるけど、それでいいと思っている。

なので、上に書いた趣味は是非おすすめしたい。

特にジムとひとりで出来るスポーツはやって損はないと思う。

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