人格障害の一部の類型は、本人を障害者として認めて支援することが主な目..

人格障害の一部の類型は、本人を障害者として認めて支援することが主な目的ではなくて、

本人を改善するためのよりよい手段を研究するためのものだろう。

自己愛性や境界性は本人も苦しむ場合があるし、周りはほぼ確実に苦しむから、上手い対策が必要なんだよ。

人格障害そのものは病気じゃないが、少なくともほとんどの関わりを断つことが難しい周りの人々は改善することを望んでいる。

よりよい改善方法は研究中なんだろうが、研究する必要はあるだろう。

もちろん人格障害の中の細かい類型は暫定的なものでそれほど重要ではない。

たとえば自己愛性と反社会性のどちらかに決定することは重要ではない。

しかしある群の人格障害であるかその傾向があることは重要。

しかし医者でも人格障害は治せないってのはいろいろ面白いな。

人格障害に伴いがちな精神病やら神経症を治すのは文句なく医者の仕事だろうが、

人格障害の改善ってのはつまりは性格を変えるってことだから、

よくいえば教育の仕事で、医者がそれをも担うこともあるってことだと思うが。

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