最近よくやるのが、頭の中で知っているお店の中を歩き回ること。
それらのお店はすでに閉店してしまって、実際にお店の中を歩き回ることはもはやできない。
過去5年で自分のよく行っていたお店のうち15店が閉店した。かなり寂しい。
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よく行っていた喫茶店。6時30分にお店に入るとおばちゃんが「おはよう」と言ってくれる。
いつものサンドイッチと紅茶を注文する。おばちゃんがサンドイッチを作っている間、勉強しようと思って持ってきた電子回路の本を読み始める。
そのうち、別の常連客のおばちゃん二人が入ってくる。一人はコーヒーとサンドイッチ、もう一人は紅茶とトーストを頼むのが多い。
常連客二人の世間話を聞きながら、サンドイッチができるのを待つ。
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よく行っていた本屋。
元ボーリング場だった所が本屋になっているため、階段を上ったところにある。
少し太めのおばさんがいつもの店番をしている。
とりあえず最近の雑誌を斜め読みした後はコミックのコーナーで新刊のチェックをし、そのあとは文庫本のチェックをして気になった本を1冊手に取ってレジへ行く。
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よく行っていたミニスーパー。
大学生くらいの女の子がレジにいたり、お店のオーナーのおばちゃんがレジにいたりと日によって違う。
「今日はとりあえず唐揚げ弁当かな?」「サラダも食べよう」など考えながら、弁当や総菜を買う。
「そうだ、納豆もきれていたな」など考えて直近で食べるものもろもろをレジへもっていく。...
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まるで夢でも見ていたかのように。