2015-02-24

中年男性です。音楽には詳しくありません。

1980年代、僕が子供のころ歌謡曲きらきらと輝いていました。

田舎小学生だった僕にとって、歌は外の世界のものでした。

そのころ田舎にもあったローラースケート場には、光ゲンジの曲がかかっていたと記憶しています

父に連れて行ってもらったのですが、1940年代まれの父がひどく年取っているように見えました。

ここから出れば、歌詞にあるような世界に飛び込んでゆける、子供の僕はそう思いました。

1990年代、僕は青年になり普通にメガヒットを消費していました。

その時思ったことは、「もう80年代じゃない」ということでした。

そのうち歌謡曲はJpopと呼ばれるようになりました。

僕は無邪気さをやや失いましたが、それでもまだ、歌にうたわれる世界がどこかにあるような気がしていました。

2000年代はじめころ東京、深夜のコンビニの有線でヒット曲を知りました。

流行っているもの仕事帰りに立ち寄るコンビニで流れていました。

2000年代後半、僕はiPodを持ちました。

初めてブロードバンド契約をするときにオマケでついてきました。

その時のiPodはすでに天寿を全うしました。

今は初代iPodに入っていた2000年付近音楽と、2010年以降に追加されたわずかな音楽が、僕とともにあります

もう何が流行っているのか、カラオケで何を歌うべきだとか、そんなことを考えなくていいのだなと思うと、ちょっと気楽な気分になるのです。

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