■J-POPの語彙が貧しいのには、それなりに合理的な理由がある

http://anond.hatelabo.jp/20141223161036

どういう理由かというとだね、技巧的なひねった言い回しをしてもだね、

メインのターゲット層である10代20代のにーちゃんねーちゃんには伝わらないのだよ

だから、歌詞に技巧とか凝らせないの

更に小室哲哉以後、日本における商業音楽では、消費者が聴くだけではなく、歌うということも非常に重要な機能になった

つまりカラオケだ

カラオケで自分の気持ちを上手く代弁してくれていると思える歌を歌うことでスッキリしてる若者にとって、

自分で歌ってて意味のよくわからんような、普段使わない言葉使いなんてされててもシラケるだけなんだよ

そして、カラオケで歌われない歌は売れない

昔も今も商業音楽の作詞はその道のプロがやってるよ

だからそれなりに凝った言い回しやわかるやつにだけ伝わるような隠喩表現だってやろうと思えばできる

J-POPの歌詞が貧しいのは書いてる奴が書けないからではなく、まったくの商業的な要請からくる制限がかかっているだけだよ

Permalink | 記事への反応(1) | 17:48

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