2014-12-23

長州力とJPOPのボキャビル

小生はもともと洋楽派で

特にテクニカルギタリスト音楽が好きです。

ですので、あまりJPOPなどは聞きませんし、歌詞自体にあまり関心がありません。


ただ、街中にいたりショッピングでお店に入ると、

今が旬のJPOPが耳に入ってきます

よく聞くフレーズ

あなたに会いたい」

「一緒だよ」

こんなフレーズよく聞くのでございます


近年のJPOPはプロ作詞家歌詞を書いていないようで、

ボキャブラリが非常に少なく、

特定の語彙を嫌というほど繰り返している印象を受けます

みなさん、この光景ってどこかで見たことございませんか?

そうです、長州力氏と橋本真也氏の伝説ディベートです。



長州「はすもと、なんだこの野郎!コラ!」

橋本「コラとはなんだコラ!」

長州「うるさいタコ! コラ!」

橋本「タコとはなんだ!この野郎!タコ!」

長州「なんだと、はすもと! ....」


以降、延々二人で、「この野郎」「コラ」「タコ」という、ほぼ3単語をフルに駆使し、論争を挑みます

そして、このようなパースペクティブ分析有田哲平氏は、

長州コラコラ問答と名付け世に提示しました。

(詳細:Youtubeで「長州コラコラ」検索


このコラコラ問答で見えてくるボキャビル量と近年のJPOPの歌詞のそれとの間には、

非常に共通的なフレームが横たわっていると考えられます


あなたに会いたい」というフレーズを連発するのではなく、

川端康成などをもっと読んで、表現言い回しを学んでほしいのです。

なんだと!コラ!

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