2014-11-05

僕が中学生の時のバスケ部の話と、脳筋が嫌いという話。

僕は中学生時代バスケをやってた。

僕のいたバスケ部は競合でもないくせに、やたらと練習時間が長かった。

他の部活休みの時も、土日にも関わらず午前午後と練習があった。

勿論午前午後の間には昼食があるんだけど、その昼食ってのが酷かった。

土日になると部員100円玉と米1合を持っていく。

顧問ディスカウントストアで買ってきたカレーを食べるからだ。

朝一に担当の人が米を研いで、炊飯器で炊く。

昼時になると、電気ポットにお湯を沸かして、レトルトカレーを温めて食べる。

100円のレトルトカレーなんて、運動の合間に食べるもんじゃない。

胃がムカムカして、吐き気がする。サラダの一つでも付いていれば変わったかもしれないけど。

結局僕らは、昼食から1時間ほどは自分の体調との戦いになる。胃腸薬を持ってきていた人も居たけど、夏場は吐く人が続出した。

今になって思い返すと、僕はこの部活動を期に、体育会系の非合理さが大嫌いになったんだ。

そういえば、米を研いでいるときに、よく顧問が声を荒らげた。

「米ぬかには栄養があるから洗いすぎるなよ!」と。

馬鹿な話だ。体格がモノを言うバスケというスポーツで、成長期の中学生レトルトカレーを食べさせておいて、米ぬかの栄養がどれほどのものだと言うのだ。

近所の定食屋にでもいけば、そこそこの値段で栄養のある食事が取れるのに。

皮肉な話だけど、その部活では引退した後に背が伸びる。成長期ってこともあったろう。でも僕は、それだけでは無いと思う。

僕は脳筋が嫌いだ。苦労と努力を履き違えた脳筋が大嫌いだ。

あの顧問が未だにどこかの学校指導者をしているのなら、部員が可哀想だ。

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