人生の自分の大業を定めていないから、生き方にも生活にも芯がない。
それだからだらけるに任せ当たり前の良くない怠惰にも気がつかず、腐りゆく自分に任せるまま。
小器用に考える浅知恵だけは身についているから自分自身すら騙せてしまう。
大人になったから大丈夫、今日は疲れた、それが大きな油断に繋がる。
多趣味で感性豊かなのを気取っていたが、その実、現代社会の便利さに生かされているだけだったりする。
物資豊かでツールに溢れた世の中で自分を見失うというのは、如何にも世代間対立において若者側を誹るのに使われるが、自分自身がそうであった。ゆとりを笑えない。
物事に越えるべき山、見るべきもの、自分の大業の道を意識する。
感性豊かな振りをしない。消費物がそういうものに似ているだけ。
ちゃんと捨てて、脱皮する。
そうしないと心にも埃が積もってゆく。
今の目標は、お嫁さんをもらえるしっかりした男になって、少しでも世のためになる子供を残したい。
できれば家も欲しいけど。来た人が癒されたり心豊かになる家。
自分に報いれるのは、社会に繋がることである仕事、自分の仕事だけ。
大人になればなるほどちょっと崩れると崩れが大きい。