子への苛立ちは断ち切れるか?――母が子を正論で追い込む : MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-
http://mamapicks.jp/archives/52155621.html
↑こういう記事を読むと、「正論」という言葉にはすっかりネガティブな意味合いが含まれるようになってしまったと思う。
そんな世知辛い世の中にはびこる正論大好き人間と、正論大好き人間に苦しめられている人たちに聞いてほしい一言がある。
「言っている内容の正しさと、やっている内容の正しさは別。」
正論は読んで字のごとく、言っている内容の正しさしか保証しない。
正論の正しさと、正論を振りかざして相手を追い詰めることの正しくなさは、全く矛盾しない。
それでもなぜか「正論だから抵抗できない…」と、雨に打たれた子猫モードになる人が多すぎる。
あんまりにも正論大好き人間の大演説が続く時は、以下のテンプレで訊ねると黙る。
「確かに言ってることは正しいけど、○○することも正しいと思ってる?」
(例:確かにキミの言うことは正しいけど、正論正論で逃げ道塞いで彼女を追い詰めることも正しいと思ってる?)
訊ねるのがポイント。
なぜなら正論大好き人間は、正論を語りたいのと同じくらい「間違ったことを言いたくない」という状態に陥っているから。
この質問にNOと答えればそれまでの大演説を否定する(=今まで自分は間違っていたと認める)ことになるし、
YESとはそもそも答えられない(明らかにそれは「間違ったこと」だから)。よって、黙る。
別に正論厨とバトルしろと言ってる訳ではない。論点すり替え厨にランクアップされたら困るし。
ただ、「言っている内容の正しさと、やっている内容の正しさは別。」