大学進学と共に県外に出てバンドサークルに入って、ある意味大学デビューしたことでスクールカースト最底辺の気持ちを共有できる仲間に何人か出会った。先輩にもいたし後輩にもいた。意外に思うかもしれないがバンドやってる人間には一定の割合でこういう人間も存在する。もちろんいろんな人がいるけど。
それで感じたのはその多くが大人になってもスクールカーストを心のどこかで引きずっていることだ。「イケてる奴ら」に対するルサンチマンを持っててそれをまるで自分のアイデンティティのように感じている。
僕も劣等感とルサンチマンの塊みたいな人間で、何年経ってもなんだか満たされない違和感を感じてる。自分を好きになれないし、自分も自分の将来も肯定的に見ることができない。嫉妬とか妬みとか女性嫌悪とかで息苦しい。
普通以上のカーストに属する普通の学校生活ってのがどういうものなのかいまいち想像できない。不良に肩パンされたり意味もなく蹴られたり、笑いものにされたり、10代そこらで自分のヒエラルキーとか程度ってものを骨身にしみて理解してしまった。
今年の初め、絶対に誘われないと思ってた同窓会に誘われた。地元にいないのでいけないことを伝えると「そっか。また誘うわ」とのこと。自分らだけまともに大人になってんじゃねえ。
そんな奴らに連絡返す必要なんて無いって。無視していいよ。自分の心の中から完全に排除してしまえばいいんだよ。そして、自分を大事に思ってくれる人とだけ付き合えばいい。高校...