2014-05-14

ひとりごと

どうしようもなくなってしまっている人がいて

にっちもさっちもいかなくなっているのが

わかりきっているのに

わずとどめを指したのは私だ

35歳、まともな功績もない

派遣先を転々としてきた人生

機転が効かず、気も効かない

言葉遣いや立場を大いに間違える

そしてそれに気づけない

一念発起しても能力は変わらない

馬鹿は簡単には治らない

職場の片隅で

仕事も与えられず

居心地が悪そうにしている

彼にとどめを指したのは私だ

もう次の職場なんて決まらないかもしれない

でも、全て事実ベースで判断しても、

彼は使い物にならない

一緒に仕事はできない

何かを任せられない

自分で首を締める

仕事の範囲も決めてしま

視野が狭い

視点が低い

あげればきりがないけど

それでも、彼にとどめを指したのは私だ

この後味の悪さはなんだろう

建前だけでもにこやかに接した方が私の気は済むかもしれない

すみませんねー仕事なくって、あははーみたいな

でも彼はそれで

ここまでどうしようもないまま来てしまったのではないか

自分自分客観的に判断するなど到底できないから

周りのオブラートを本気にして、自省の機会すら与えられず

こんなに出来ない大人になってしまったのではないか

違うな

多分幾度となくこんなことがあって

それでも反省しないから

改善しないから

できないから

変わらないんだろう

一度は彼を叩き直すと約束したが

まりの程度に中断の判断が来てしまったこと

それが気がかりなのか?

そこがやり切れてないから自分の都合でもやもやするのかも

ちょっとしっくりきた

ここまで出来ない人は、逆に教育のしがいはあっただろう

コスパが悪過ぎるが

もう放っておきなさい、という上司言葉

彼の丸まった背中に刺さって

私は後ろを向いていても彼から目が離せないでいる

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