年のせいやろか。
やっぱ貴はかっこよかった。おにいちゃんが才能で弟に負けているとか子供にはわからんかったけど、若い兄弟が出世していく感じは心躍るものがあった。
その後あの家庭にはいろいろあって、なんやねんなーとシラけた感じになったし、自分にもいろいろあって歳をとったわけなんだけど。
その後も八百長うんぬん、強いのは外国出身力士だけとかいろいろあって、自分もどんどん歳をとっていって、若貴に夢中になった子供のころのように相撲は見なかった。
今は場所中、平日は早く帰っても間に合わないんだけど、土日は夕方になるとNHKにチャンネルを合わせて相撲を見てしまう。
でも、白鵬はほんまに強い。大相撲にはそういう圧倒的に強い横綱がやっぱり必要なんだよ、なんて誰に言うでもなく思う。
今場所は後半ちょっと心配なところがあって、これが圧倒的王者の転落の初めかもしれない、なんて誰に言うでもなく思うんだけど。
裏方の人たちの装束、動き、床山さんの櫛の使い方とか、遠藤の一番にも広告が出るところとか、遠藤はしょちゅう流血するんだけど、それは彼の相撲のとり方によるって実況に教えてもらったりとか、インタビューされる力士たちの受け答えとか。中継で見るとおもしろいんだな。
鶴竜おめ!