2014-03-16

実験データを持っていかれた話

最近話題になってる捏造とはちょっと違うけれど

もう就職したし時効だと思うので、卒業研究の結果を持っていかれた話。

学部卒業研究ラッキーなことにちょっとした雑誌になら投稿できるくらいに成功したことがあった。

院試でその研究室から変わることになっていて(筆記が悪かった)、何としてもその一年以内に上手くいかせてやらんと、と躍起になったのがよかったらしい。

意気揚々と教授に報告し、論文を書かせてもらえないかと打診したところ、返答は芳しくなかった。

結果の質が良くないからと言われたので、それを高めればお許しが来るだろうと続けて結局質は上がったけれど最後までうんとは言われなかった。

その教授は当初上手くいったら論文が書けるね、と散々煽ってきていたので、まぁ論文を書くにはやっぱもっとレベル必要なんだなと思って泣く泣く諦め、その研究室をおさらばした。

で、院に入ってからしばらくしてその研究室に凄い修士が来たらしい、そいつはどうやら半年もしないうちに大成功を収めて、論文も書いたらしい、といううわさが流れてきた。

凄い人もいるもんだと思って論文を見てみたら、何と自分卒業研究でやったテーマ

えぇー、と思って測定データを見ると、寸分たがわず自分実験データと同じだった。

どういうことかと研究室へ連絡をしてもなしのつぶて

結局次の研究室多忙だったこともあるし、すぐに就活をして就職したけど、研究業界ってのもそういうのが横行してるもんなのかね?

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