もう就職したし時効だと思うので、卒業研究の結果を持っていかれた話。
学部の卒業研究でラッキーなことにちょっとした雑誌になら投稿できるくらいに成功したことがあった。
院試でその研究室から変わることになっていて(筆記が悪かった)、何としてもその一年以内に上手くいかせてやらんと、と躍起になったのがよかったらしい。
意気揚々と教授に報告し、論文を書かせてもらえないかと打診したところ、返答は芳しくなかった。
結果の質が良くないからと言われたので、それを高めればお許しが来るだろうと続けて結局質は上がったけれど最後までうんとは言われなかった。
その教授は当初上手くいったら論文が書けるね、と散々煽ってきていたので、まぁ論文を書くにはやっぱもっとレベルが必要なんだなと思って泣く泣く諦め、その研究室をおさらばした。
で、院に入ってからしばらくしてその研究室に凄い修士が来たらしい、そいつはどうやら半年もしないうちに大成功を収めて、論文も書いたらしい、といううわさが流れてきた。
凄い人もいるもんだと思って論文を見てみたら、何と自分が卒業研究でやったテーマ。
えぇー、と思って測定データを見ると、寸分たがわず自分の実験データと同じだった。
結局次の研究室が多忙だったこともあるし、すぐに就活をして就職したけど、研究業界ってのもそういうのが横行してるもんなのかね?
まあ、九分九厘、単なる妬みやね。
妬みではないだろ 何言ってんの馬鹿じゃねーの
えー?じゃあそれで卒業論文でも書いてんでしょ? それあれば相手も有無を言えないだろうよね? 単に無視されて仕方なかったって?へー?