2014-02-11

社会合理性に満ちている

30歳になると、未経験就職することが非常に難しいと思うけど、

学校ってのがそもそも長すぎじゃね?とA君が言ってた。

大学出ると23歳、院とか博士いくと26~29あたりまでいくこともある。

そこから経験就職なんて、一個目の業種が合わなかったら軌道修正が難しい。

30になって、「オレ、この職種向いてねえや」で、未経験スタートするなんて想像したくない。

じゃあ企業は30歳未経験も雇えばいいじゃん、とB君が言ってた。

でも企業合理性があって30歳未経験を雇わない。

柔軟性や学習意欲が20代と大きく異なるから

ヒトは20歳~30歳の間に大きく何かを失う。失いにくい人もいるが、失う人が大多数だ。

その10年は非常に重要な10年なのだ意味のない経済の授業を受けている時間は本来ないはず。

じゃあ学生生活を短くすればいいじゃん、とC君が言ってた。

だが実は社会合理性があって、学生生活が長引いている。

大学に進学する人のうち、学問をきちんと学ぶ必要があるのは10%の人数でいい。

残りの9割はなんとなく学習をしているようで高い学費を払って学校を消費しているだけだ。

その9割を高卒にして働かせるようにするか、さらに言うと高卒の人のうちのいくらかも中卒で

すぐ社会に出した方が社会全体の利益になるんじゃないか。

でも、そんなことはない。

若者エネルギーの一部をそぎ落とす事によって、老人にとっての社会の秩序が保たれるから

現在の支配者にとっては、無駄学問エネルギーを割いてもらう方がよい。

もちろん意識してそうしているわけじゃないが、結果としてそういうつくりになっている。

社会が不合理に見えて、ある種の合理性に満ちている。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん