2013-11-12

CX-5暴走

CX-5の自律自動ブレーキが稼働せずバリアに突っ込んだ、と多くのメディアは報じている。う~ん! 警察発表を鵜呑みにして報じる前に、少しでも検証をしているのだろうか? そもそもCX-5の自律自動ブレーキは30km/h以下でしか稼働しないから、ディーラーデモは20km/h程度で行ってます

ちなみに助手席の人はマツダの営業マンだ。20km/hくらいでバリアに向かうよう、隣で指示していたと思われる。仮に自律自動ブレーキが稼働せず、20km/hのまま突っ込んだって前が少し潰れるくらいでしょ。されどバリアを突き破りフェンスに激突。エアバッグまで開いた。助手席の営業マンは骨折している。

そうなる原因は1つしか考えられない。運転していた人がアクセルから足を離した状態のままでバリアに接近。自律自動ブレーキがなかなか稼働しないことで恐怖心を感じ、ブレーキだと勘違いしてアクセルを一杯踏んでしまった、ということです。自律自動ブレーキフェイルで加速することなんか絶対無しですから

いずれにしろ事故の原因は車載EDRの解析でキチンと解明されることだろう。参考までに書いておくと、ほとんどのクルマ自律自動ブレーキが稼働してもアクセル踏み込めばアクセル優先となりますアクセルブレーキの踏み間違いに起因する誤発進機能は停止からスタート時に限られる)。

自律自動ブレーキデモの時は、ブレーキペダルに足を添えておくよう指導すべきだと考えます。とは言えバリアの先が人や車道じゃ無くてよかった。今後は暴走時にニュートラルへ戻す訓練を済ませた人を助手席に乗せたり、安全装備を加えないと自律自動ブレーキの体験は難しくなるかもしれません。

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