ああ、その「高学歴くん」のことはよくわかるわ。
といっても、完全に高学歴君のことをよいしょしたいわけではないけど。
オレは他のやつらより仕事デキるし、他のやつらと同じ仕事ならそんなに頑張らなくてもデキるし、
高学歴君はこういう勝手な事を考えているわけだが、それはある程度事実でもあったりする。
他の人と(主観的には)同じ仕事をこなしてるわけだから、+aの頑張りを安く評価されればやる気が出ない。
別に人生を売ったわけではないから、そこそこの仕事をこなすのも働き方の一つだ(彼は誤魔化し方は下手くそだが)
メンドクセェと思うかもしれないが、うまく使えば大きな戦力になることは間違いない。
他の社員と彼との扱いの違いをどう吸収するかは頭の使いどころ
・制度を合わせる
現状ある程度うまく行っているみたいだけど、他の人はどうかというのは気を付けないとイケナイ
・特別扱いしてしまう
小さい会社なら、高学歴君をあなたが贔屓してしまうのもあり。自尊心が高いから目を掛けられていると思うと頑張ってくれるだろう。
後輩を一人部下に付けて小さな部署でも作って、完全に出来高制にすればそれこそ死ぬほど頑張ってくれるはずだ。
・飼い殺す
本当に面倒くさいなら飼い殺せばいい。そのうち辞めるだろう。だが、勿体ない。
・叱り倒す
基本的に図太くはあるけど精神力は強くない。怒鳴ったり引っ叩かれたりすれば、いう事は聞いてくれるだろう。
世の中に伯楽(馬を見分ける名人)がいて、初めて千里を走れる名馬というものが見出されるのである。千里の馬というものはいつもいるのだが、伯楽はいつもいるわけではない。よって名馬がいたとしても(それを見抜ける人がいないために)ただの奴隷人の手によって粗末に扱われ、ほかの駄馬と一緒に首を並べて死んでいき、千里を走る名馬と誉められることがなく終わってしまうのである。
そもそも千里の走る名馬というものは時には一食に穀一石を食べ尽くしてしまうものである。しかしながら馬を飼う人はその馬が千里を走る能力があることを知って育てているのではない。だからこの名馬は千里を走れるとしても、食物の量が不十分なので力を充分に発揮することができず持って生まれた素質の良さを表に出すことがない。ではせめて普通の馬と同じように有りたいと望んでもそれも駄目である。どうしてその馬の千里を走ることを求められようか。
(飼い主は馬を働かせようと)鞭を使う際に名馬に対するような扱いをせず、育てるのにその才能を存分に発揮させられることもできない。馬は鳴いて訴えてもその思いを飼い主に伝えることもできない。飼い主はむちを手にして、名馬に向かって嘆いてこう言う、「この世には優れた馬はいない」と。
ああ、いったい本当に名馬がいないのか、それとも本当に名馬を知らないのではないだろうか。
んな大した話じぇねーよ。
長いけど後半は凄く面白かった