ちょっと違った角度から書くと、物語を書く人とアスペって相性が悪いんだよ。
物語っていうのは、“様々に起きてくる事象をある視点から見て関係のある一連の出来事として解釈したもの”という定義が出来る。
たとえば、ここに悲しい人がいました。冷たい雨が降ってます。このふたつは本来関係ない。だって自然現象だし、そんな関係があろうハズがない。しかしそれをある視点から見て、心象風景として演出的に描写する。関係を発見(ねつ造と言っても良い)して物語の1シーンとして組み立てる。
物語を作るには、また、自分の生きてる時間を物語として看取するためには、そういう心性が必要なんだよ。
それに対してアスペというのは、関係性の把握が出来ないとされている。つまり、物語を普段から書いてる人にはアスペを深く理解する事が出来ない(だってじぶんは関係背を把握したり演出したり出来るから)。その上、アスペは物語に大きなストレスを与えるんだよ。彼らは物語の律というものに対して配慮がないから、ある種のウィルスのように物語を破壊する。
もちろんもの書きは「アスペと一緒に暮らす苦労」なんかは、体験すれば理解出来る。一人称の感覚として。でもそれは、異星人と暮らすみたいな話に行き着く。
このへんの相性の悪さがアスペがドラマなんかに出づらい理由じゃないかなあ。
http://anond.hatelabo.jp/20130403125049 面白いです。ありがとうございます