2012-12-27

音楽好きな奴に悪い奴はいない

まずお前に聞くが善悪ってなんだ?音楽に畏敬を感じたことはあるか?

本当に尊敬できる人に出会うと「恐れ入りました!」と全身で頭をさげる気持ちになる。分かる?

自分の全てを捧げる気持ちになる。それが畏敬。・・・ってところまではおk

じゃあ音楽に畏敬を感じるってどういうことなんだ?まず音楽ってなんなんだ?

表現って何で、なぜ単なる音が表現力をもつんだ?なぜ人から人へと伝わるんだ?

それはね、音楽表音文字を並べた詩のようなものだと言えば伝わるだろうか?

ところどころみると意味のある文字列があるように見えてそれには意味なんてない。単なる偶然の産物かお前の思い込みだ。

本当の意味もっと別のところにある。それが畏敬、なんだ。本当にいい音楽はとにかく凄い。凄いとしか言えないくらい凄い。

そのことが分かる人間は、人に共鳴したり、大自然に感動したりする素質がすぐれている。

だ・か・ら!だから、悪い奴であるはずがないんだ。

これはほとんど生まれつきの素質かもしれない。

だって人生に一度は魂を打ち抜かれるような音楽体験をしたことはあるだろう?

でも、それを頻繁にとなると難しい。分かるな?

素質のある人は、音楽ならなんでもすき、すぐに感動する、という人が多い。

べつに貧乏舌じゃない。共鳴力が卓越しているのだから、さも当然のことだ。

それだけでなく、本当にいい音楽がどれかの区別もつく。審美眼がある。そこが一般人との違いだ。

表音文字列に見いだされる意味ありげ文字列なんてありふれていて凄くもなんともない。

多くの人はそんなレベル音楽をみている。

そうでない。もっと字面とかそういったところではない、遠くに意味を感じられるかどうか。

もっと遠く、はるか遠くへ。いや、むしろ近くかもしれない。いずれにせよ、全然違うところを見ている。

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