http://anond.hatelabo.jp/20120907151136
急に杏さやが来たので
常々思うんだが、生きる目的だとか、生まれてきた意味だとか、そんなものは自分の人生を縛る枷にしかならない。
その点、魔法少女まどか☆マギカに出てくる魔法少女はみんな自分に枷をはめたがる。
見滝原を守る愛と勇気の魔法少女になる、父親の教えを広めて人々を救う、正義の魔法少女として彼や人々を守る、絶望から救い出し守る、側に立ち力となる、救世を成す、全ての魔法少女を絶望から救う、だとか。
みんな願いに対応して自分自身を意味付けしてしまって、結果どんどん何も見えなくなって、ドツボにはまって・・・どうしようもない。
どいつもこいつも、どうしようもないバカタレだ。
頑固で、思い込みが激しくて、意地っ張りで、
だから、見返りなんていらないと言って、強がって、意固地になって、どうしようもなくなってしまった。
自分で自分を枷にはめて、それで身動きがとれなくなってしまった。
本当にバカで、でも真っ直ぐで、気高い。純真な子だった。
ならば、佐倉杏子はどうか。
あの子もどうしようもなくなったが、それを踏み越えて今を生きていた。
枷に縛られず、枷を外して、自分勝手に奔放に生きていた。
けれども実際はどうだろう。あの子は最初からさやかが気になって仕方がなかった。
かつての自分自身をあの子に見出して、自責や憧れがないまぜになっているように見えた。
結局、自分勝手な魔法少女っていう新しい枷を作っていただけで、元の気持ちは残っていたんじゃないだろうか。
俺は、生きる目的だとか、生まれてきた意味だとか、そういうものが大嫌いだ。
そんなものクソみてえな選民思想だ。どうしようもないクソッタレだ。
きっと、それで杏子に強く惹かれたんだ。でも、同時に歯がゆさも感じていた。
まいあがっちゃうような全能感を覚えている。だから、それに対する憧れも理解できてしまう。
それでも、それだけじゃダメだ。どっちかじゃなくて、どっちもなんだ。
二人で一つ、軸でつながれた車輪は前へと進んでいく。
それこそが杏さや、俺の輝ける星なんだ!
すごく今更だけど、ふと気づいたのでメモ。 まどマギにおいて、さやか、ひいては杏さやになぜ女である自分が惹かれるのか。 それは、さやかが「選ばれない方の少女」だからじゃな...
http://anond.hatelabo.jp/20120907151136 急に杏さやが来たので 常々思うんだが、生きる目的だとか、生まれてきた意味だとか、そんなものは自分の人生を縛る枷にしかならない。 その点、魔法...
うん。 脳味噌の病気だな。
一応突っ込んでおくと さやかはまどかや杏子に選ばれながらもそれを拒否しているので 実は「選ばれない」存在ではない。 (ちなみにまどかの言う「最高の友達」は「自分個人に対し...
そういや杏さやはやおいって言ってる腐をよく見たね。 さやかは女人気が強かった。
どこの出典だったかは忘れたけど、うめてんてーも杏さやを語ってたな。 曰く、「どっちもお姫様で王子様」 あーなるほどなって自分は思った。 さやかが白馬にのった王子様で杏子が...