2012-03-07

1周年を機に、被災体験を後世のために各自ブログ化して欲しい

 以前阪神大震災10周年の時(2005)に

 「京阪神地区在住者1,600万人は、記憶が風化しない間に、経験ブログ化せよ」と

 自分ブログで主張した。

 で、今回の震災から、まもなく1周年である

 2005年時点ではポピュラーになってなかったツイッターが、

 今ではポピュラーになっていて、震災当日は大量にツイートたから、

 今更改めて震災を記録する必要もない・・・という人もいるかもしれない。

 しかし、瞬発的発信手段であるツイッターだけでは、

 当時の様子や、自分の思いを、100%網羅するのは、

 なかなか難しいのではないか

 1年近く経過しているので、冷静になって書けることとかも、あるはずだ。

 ※瞬発的なツイッターログ化(ツギャッター)も、それはそれで重要ではあるが。

 ということで、東北被災者200万人の方々、あるいは首都圏の4,000万人の方々に、

 「1周年を契機に、震災時の出来事や思いを、自身のブログで取りまとめて欲しい」と

 呼びかけたい。

 これはきっと後世への貴重なアーカイブになるはずである

 これは何も自分が言いだしっぺなのではない。

 亡くなった小松左京が、阪神大震災から2ヶ月経過時に

 「記憶が変質しないうちに、皆さんノートに書きとめてくれ」と毎日新聞紙上で呼びかけていたのである

 小松左京は8月14日の大阪城空襲でえらい目に遭っていて、戦後その資料を

 分析しようとしたが、殆ど資料が残っていなかった、という苦い経験がある。

 だからこそ「個人レベルでもいいから、災害の記録を必ず残すべき」が氏の主張だったのである

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