2011-04-04

かくてコスト認識差は恐らく埋まらない

過去の実績コストは、今後のコスト予測のためにだけ必要。

ええ、必要です。とはいってもさまざまな立場の人がいろいろ勝手数字を出すでしょうね。素人の立場としては、その実績コストや今後のコスト予測において、どのような仮定に基づいたものかで判断するしかなさそうです。肩書きと数字だけ報道されたところで信じられません。

福島第一、福島第二、女川の違いは検証されるべき。

福島第一だけの被害が大きいため、必要な災害対策は明確になる可能性は高い。

将来のコスト計算は、必要な災害対策を織り込んだものになる。

それは正しいですが、私は信用のおける事故に払うコストの見込み計算にあったことがありません。死者数の増加だけでなく、不動産大気などの汚染や使用禁止、報道・法的闘争・IAEAなどのリソース消費、電力供給力の変動によるコスト農産物輸出入変動、汚染地域海外に及ぶ場合外交摩擦など。もちろん単純な和ではなく相互関係で大幅に差っ引ける項はありますし、確率自体の確率も低いのでしょうが、それを考慮してもなお膨大に見えます

http://anond.hatelabo.jp/20110404145842

記事への反応 -
  • コスト計算にリスクは計上されてないようにみえます。例えば今回の福島原発騒動で社会が払うことになったコストはいくらなんでしょう。

    • コスト計算にリスクは計上されてないようにみえます。例えば今回の福島原発騒動で社会が払うことになったコストはいくらなんでしょう。 既に起きた事故の被害金額が、そのまま...

      • 既に起きた事故の被害金額が、そのまま今後の原発のコストになるわけではない。 しかし実績は振り返りましょう。 改善案により今後の事故発生リスクを抑えられるのかどうかで、...

        • しかし実績は振り返りましょう。 過去の実績コストは、今後のコスト予測のためにだけ必要。 東電はリスクを十分抑えてなかったようにみえます。 福島第一、福島第二、女...

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