2011-03-10

演出と現実は違うのよ

若者(主に学生)向けのパソコン教室の手伝いをしている。

教えてる内容は、ワード・エクセル初級レベルからPerlPHPショッピングカート自作出来るレベルまで様々。

特に後者講義コマンドプロンプトを常時開きっぱなしにする場合が多い。PRINTで出力結果等を確認するためなのは言うまでもない。

受講生達はプログラム経験が殆ど無い人達ばかりなのだが、このコマンドプロンプトが非常に評判が悪い。

その理由の大半が以下のような「雰囲気が全然でない」といったもの。

テレビとか映画だと~、こういう画面って文字が表示される時は一文字ずつ増えていく感じで、その際ピピピピッて音がなるじゃないですか~。

そんなのを期待してたんですけど~、一瞬で表示されちゃうからちょっと拍子抜けしちゃいました~。

よかろう。ならば今日の追加課題はこれだ。今日中に完成させられたら受講料全額返還してやろう。

  1. PRINTで出力する際に、0.1秒ごとに一文字ずつ追加していくようテキストに載っているサンプルプログラムを改造せよ。
  2. また、一文字追加する度に任意のWAVファイル再生するようにせよ。

全員ギブアップした

後日模範解答を作ってしばらく講義中に使ってやったが、「音がうるさい」「全て出力されるのに時間がかかるので鬱陶しい」と大不評だった。

演出と現実は違うのよ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん