2011-02-12

理不尽に対する反応を軸に人を見る

今のブームは「うしおととら。」

漫画の中で「やまうお」って妖怪が襲ってきた時に、

学校孤立している少年にうしおのお父さんが、「理不尽」について話していた。

その少年はが孤立していたわけは、

生きている中で自分に降りかかってくる「理不尽」に対して、

ひねくれて周りに対して背を背けていたから。

でも、周りを見ると、中学生で周りから勝手に、妖怪退治の宿命を背負わされたうしおがいて、

そもそも世の中には、そして誰しも「理不尽」なことがたくさんあると言った。

それに対して、背を背けるばっかりでいいのか。と話す。

生きていく中で、どうしても「理不尽」に見舞われたり、目の当たりにすることがある。

それに対して、その人がどう思うか、どう対処するか、どう事前処置をしておくか、

そういうのは、その人の人間性をみる上で、重要なタームだと思える。


・例えば、自分が起こしたこと、やりかたによっては防げたことに「理不尽」って免罪符を貼りつけ、悲観したり、自暴自棄になること。

・真の意味でどうにもできない理不尽にただもやもやする。いい意味諦観がもてないこと。

・なんとかできる理不尽を、放置して、世の中に悪態ばかり付く人。

理不尽が、自分で解決できる類かできない類か他人の協力を得ればできる類か判断しようとしない人とか。

アクシデントが起きたときにその人の本質が見える。と聞いたことがあるが、

理不尽に対する反応でその人の本質が見える、とも僕は思える。

※「理不尽のいなしかた」とか「理不尽構造」なんてのは、それだけで良いテーマだと思う。

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