2008-11-22

男の子ケンカを止めてた

 自分の成長談はない。

 子供のころは「女を殴る奴はカス」って風潮があって、子供でもそこのところは守られてた。

 殴る先生でも、女の子は殴らなかった。

 殴られて成長しているのを目撃したことが1回だけある。

 小学校6年生のとき、クラス男子は一つのグループボスがいた。

 そこにケンカ好きの男子が転校してきた。

 当然のようにボスの座争いが起こり、クラスの中はしょっちゅう緊張感が走った。

 あるとき、その2人が派手な殴り合いを始めた。教室中で取っ組みあって、机はひっくりかえった。

 女子は一か所に固まって縮こまり、男子も手を出しかねて遠巻きにしていた。

 誰かの知らせを受けて駆けつけてきた担任の先生は「温厚」で知られる理科先生で、力自慢の男子2人のケンカなど傍観するしかないだろうと、私はたかをくくっていた。

 先生は教室に入るなり、2人に近づいてパンパンと頬を張った。2人は吹っ飛んだ。

 「よく見ろ。お前らのケンカのせいで、机が散乱した。クラスメイトはおびえてる。暴力で決着をつけるのなら、誰にも迷惑のかからないところで2人でやれ」と怒鳴った。

 2人はあたりを見回し、黙って机を直し始めた。

 その様子を見届けて、先生は職員室に帰っていった。

 翌日、なぜか、その2人は肩を組むような親密さで教室にいた。

 どこぞでとことんやりあって、わかりあったのだといううわさだったが、真偽のほどは知らない。

 今から思えば、先生としては間違ってるんだろう。

 殴り合いのケンカを推奨してどうする。

 でも、その先生体罰言葉で、2人が仲良くなり、クラスの雰囲気がぐっと良くなった。

http://anond.hatelabo.jp/20081122005902

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