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2015-06-08

http://anond.hatelabo.jp/20150608172212

なんか少しダイナミックレンジに対しての理解が変なようなきもするけど

しかセンサ性能でダイナミックレンジは変わるし 

センサダイナミックレンジ性能を調べるときD3.5とかそういったカタログスペック比較する事もあるけど

撮影時においてそれはどれだけ過酷撮影に大してのマージンがあるか程度の差でしかないのでは?

日中シンクロ下りとかはダイナミックレンジうんうんというより

撮影保存されるとき画像ファイル諧調を維持するためのテクニックに近くなります

一般的に保存される8bit jpeg画像ファイルってのは 

RGB各256諧調しかありません 

どんなにダイナミックレンジが広いセンサつかっても最終的に広い諧調の大部分を捨ててこのRGB各256諧調範囲に納めて保存されます

どの諧調を捨てて保存するかはカメラ内の画像処理ソフト依存されます

たとえダイナミックレンジ狭いカメラでも処理ソフトが優れていればセンサ性能を活かしきって諧調豊に保存されます

広いダイナミックレンジの捨てられる部分を考慮して撮影するってのもテクニックだけど

もし可能なら 今時のカメラ安いコンデジでもRAW保存に対応してるカメラも多くなってます

jpeg保存でなくRAW保存して現像ソフト利用してみるとより写真ダイナミックレンジ理解できるのではないかな

画像処理ソフトで後から諧調を変えると劣化すると言ってるけど 

RAW現像ってのはカメラ内部で自動行われている、諧調をすててjpegに保存する作業を、カメラの外で自分作画意図通りに諧調を整えて保存するという処理

RAW場合 センサが感じた光をすべて諧調を捨てることなく保存してくれます

それを現像ソフト自分の欲しいキーとなる諧調を選んで捨てる範囲を選択してRGB256諧調に整えて保存すれば、黒潰れも白とびもない自分の欲しいローキーだろうがハイキーだろうが好きな画風で諧調豊かに保存可能です 

現像処理をうまくやれば それこそ逆光でも 日中シンクロなしに 背景も奇麗に 人物も黒くならずきちんと整えて保存することも可能になります

このあたりはラチチュードダイナミックレンジ)ですべてきまってしまアナログ銀塩と、データjpegに変換保存するときデジタル処理のしかたにより諧調が大きく変わってしまデジタルとの大きな違いです

http://anond.hatelabo.jp/20150608172212

順光と逆光どちらがいいか。

これは「日の丸構図はありかなしか」という話と一緒で、単純に「逆光のほうがいい」と言ってしまうと誤解を招く。

恐らくはピーカン時など強い光源下でできる明暗差を嫌っての発言だと思うのだが、

これも「同じ順光でもどのように被写体に光が当たるか」で映り方が変わってくるし、

曇天など柔らかい光の下では当然順光のほうがいい。

そういった光源下での撮影を「よほどの状況」とは言わないだろう。

こういった逆光のほうがいい、というノウハウデジタル時代になってからよく見受けられるようになった。

露出補正が簡単にできるようになったデジタル時代からこその現象と考える。

かつてこういった二択は「順光・逆光」ではなく、「晴天・曇天」どちらで撮るか?という質問だった。

もちろんそういった考えが悪いとは言えないが、それだけにとらわれてしまうのは真に露出について理解しているとは言いがたい。

それこそダイナミックレンジラチチュードが小さいデジタルカメラ撮影した際に、

実際の明暗差以上にコントラストがついてしまうことを嫌って一般化したテクニックでもあるし。

ダイナミックレンジなどに触れておきながらこういった発言をするのは

露出についての勉強が足りないような印象を受けてしまい残念だった。

 
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