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2020-02-18

じゃあ普段スニーカー履きの革靴エアプ勢は何を買えばよいかという話

anond:20200203232919

革靴エアプ勢のおっちゃんは、普段スニーカーを履いていて、革靴なんて冠婚葬祭しか履かないのだけど、不惑を越えてようやく安くて自分の足に合った革靴を見つけたのよ。

なので、ちょっとその辺の話を書いておくよ。

まあ安かったと言っても、KenfordのK641 Lって言う1万円ちょっとする高い靴なんだけどね。おっちゃんが靴を買う時の予算は3,000~6,000円で(これでも奮発してる)、それ超えたら自動的に高い靴扱いしてる。

まず、大概の革靴って、基本買った時は革が硬いのよ。そこは仕方ない、ある程度履いて馴染ませるしかない。諦めましょ。

でも、革の硬さ以外については知恵と工夫(≒知識と「試し履き」)で回避できる余地がある。あるのだけど、普段スニーカーしか履いていないと、意外とそのポイントに気づかないものなのね。

  1. 冠婚葬祭ぐらいでしか履かない、という前提で:とりあえず「黒の外羽根ラウンドトゥプレーントゥ」1足と安めの木製のシューキーパーを買っとけ。
  2. スニーカーと「国内メーカーの革靴」とでサイズ表記が違うので注意すること。
  3. 自分の足にたいして、大きすぎず、小さすぎず、履いた時に指先以外の部分の遊びが少ない靴を選べ。
    • 靴の中に遊びがあると、歩いた時に足の位置がずれて「小指の外側の側面」とかが硬い革に当たって痛い。この辺、スニーカーよりもシビア
    • 指先は捨て寸を設けるとして、それ以外の部分は遊びが少ない方が安パイ。でも遊びが少なすぎると、今度は逆にサイズキツイ感じになる。塩梅が難しい。
  4. 遊びが少ない靴を選ぶためにも自分の足の正確なサイズを把握しておくと吉。
  5. 履いた時の遊びを少なくするためにも、革靴は「履いた後に靴紐を結んで、脱ぐ前に革靴を解く」という運用をするものと心得よ。
    • 靴紐を結んだままで運用しようとすると、往々にして本来サイズよりも大きな靴を買うことになり、履いた時の遊びが大きくなって以下略
  6. 履き口の形状に注意しろ
    • 例えば、くるぶしの下側とか、踵のすぐ上の辺りとか、履いた時や歩いた時に履き口に当たらないか
    • この辺、スニーカーなら多少当たっていても大丈夫だけど、革靴だと革が柔らかくなるまで傷が絶えない生活になる。
  7. 以上のポイントを踏まえて、ひたすら試着して自分の足に合った「安い革靴」を探せ!

おっちゃんの話に戻ると、KenfordのK641 Lを買ったのだけど、別段この靴を万人に進めようとは思わない。単に、自分の足に合っていただけなの。

から、小指の先から側面が圧迫されることが多くて、靴選びで悩んでいたのよ。EEEの靴を選んでも痛い。1段大きなサイズを選ぶと、今度は足全体がブカブカで、インソールで調整しようとすると小指が圧迫される状態に戻ってしまう。

不惑を越えたころに足のサイズを調べたら、全体的にはギリシャ型で、足幅Eの足囲Bで(つまり足先が平べったい)、足幅と「小指の指先あたりの横幅」が割と近い値だった。だから足の形状からすると、靴先が細めのスマートデザインだと、幅が足りなくて小指が圧迫される。甲高ではなく平べったいから、1段大きなサイズにすると甲とアッパーの間の隙間が大きくてブカブカになる――ということに気づいた訳だ。

そこで「靴先が細くなくてあまり甲高ではない」という条件で探して、合っていたのがK641 L。同じKenfordのK422 Lや、似たようなデザインで「『お高めの革靴』の入門版」扱いされているリーガルの2504 NAは、残念ながら足に合ってなかった。

そんな訳で、足に合った1足を見つけられて満足しているのだけど……でもスニーカー履きなのね、今日明日明後日も。楽ちんだから仕方ない。

 
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