■anond:20240321104205

• 人間は、労力がかかった成果物と、労力がかかっていない(ように見える)成果物を比較したとき、労力がかかった成果物の方を評価する傾向にある(仮説)
• オープンなプラットフォームに投稿されるAI画像の品質は、玉石混交である。…混交どころか、"石"ばかりである。"玉"は体感0.1%(主観的観察)
• AI画像は、大量生産できる。(=邪魔)
• AI画像の投稿は、反AIが湧く。(=不快)
• 絵柄は人格と結びついているという(法律上は存在しない)認識が一部界隈にあり、それを利用した嫌がらせの意図を持つ人間が存在する(=不快)
• AIは、よくわからない(=恐怖)
• 以上の点から、AIによる二次創作の許容は利益よりも不利益が大きいと感じられるため、多くの場合問題視される。

☆もし人間の手書きだけだったら☆

• 品質は玉石混交だが、良いものがそれなりにある。体感20%(=閲覧者に利益がある。主観的観察)
• 手書きは大量生産できない。(=邪魔とは言いにくい。また、今までがこれだったので、人々の感覚はここを基準値にしている)
• 二次創作の罪は二次創作者と閲覧者双方が負っている意識があるため、そこは論点にしない。
• 以上の点から、二次創作には不利益よりも利益が大きいと感じられるため、多くの場合問題視されない。(もっとも、ごく一部の著作権者は全面禁止していたが、それは個々の選択)

こんな感じ？

追記:

「人間は、労力がかかった成果物と、労力がかかっていない(ように見える)成果物を比較したとき、労力がかかった成果物の方を評価する傾向にある」ということを指示する言葉は"Effort heuristic"である。

https://en.wikipedia.org/wiki/Effort_heuristic

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