2023-12-26

トム・ブラウンの敗者復活ネタ中毒性を解説する

なんかやたら中毒性あるなと思って何回か見ながらわかってきたので解説したい。

動画https://www.youtube.com/watch?v=k_kwUKn8HLs

このネタ一言で表すとグロピタゴラスイッチリズムネタである。小さい子供にもウケてるのはグロい部分はわからピタゴラスイッチオノマトペ多めのリズムネタになってるからだと思われる。順を追って解説する。

ネタ構成

まず、このネタ構成だが、次の5部構成になっている。

1. 自己紹介+つかみネタ 0:13-0:26

2. 起:どんな漫才役割をするか説明するパート 0:26-1:00

3. 承:どんどん展開1:00-

3.1. 展開1:パターンの紹介, -1:38

3.2. 展開2: クロロホルムの登場 -2:06

3.3. 展開3:矢が増えてリズムが増える -2:39

3.4. 展開4:鉄兜で先のリズムオノマトペが増える -3:10

3.5. 展開5:喉をぶっ刺す+釈迦オノマトペ追加 -3:45

3.6. 展開6:リズムの最終形、オチにつながる

4. 転:オチ 4:29-

5. 結:オチにツッコんで終了 4:33-4:38

※計4分25秒ほどのネタで敗者復活戦の持ち時間4分から25秒ほどオーバーしてるが、ここでは言及しない。

この構成漫才によくあり、1は直接ネタに関わってこないので省略する。

1. 起:どんな漫才役割をするか説明するパート 0:26-1:00

まず、最初のここでどんな漫才するのか役割説明される。

2. 承

ここからネタの展開が始まる。展開6まであるが、ピタゴラスイッチが増えていき、そのときの反応音でオノマトペも増えいていきリズムができていくのがこのネタの肝である。なお、ピタゴラスイッチ部分は2パートある。

展開1 1:00-1:38

迷惑客(ツッコミ布川)の歌:「ロンリーチャップリン (時が過ぎ 省略) あなたが消えても きっと待つわ 少年のように♪」

からわかるように、このリズムネタベースリズム鈴木聖美、Rats&Starの 「ロンリーチャップリンである

  • ガシ:首を掴む
  • ボキ:首を折る

大丈夫ですか?

  • プシュンx2: 矢を射る音

オノマトペが3種類登場する。

展開3 2:06-

このネタリズムネタであることが初見でもわかり始めるのはこの辺りからである

展開4

スマホカメラセルフタイマーセットが入りだす。この辺からピタゴラスイッチもやりだしてることがわかる。

鉄兜によりオノマトペが増える。

ついには最後ツッコミ台詞が消える。おそらくテンポリズム邪魔になるからと思われる

展開5

オノマトペシャカ釈迦)!が増える

展開6 3:46-

最終的に登場するオノマトペは以下になる。

ピタゴラ準備パート:前半のここだけで15種類ほどのオノマトペが出てくる

1. (ガシ省略) ボキー

2. (大丈夫です)カッx2 (プシュンx2のオノマトペは混ざって消える)

3. シュッ(クロロホルムを布?に浸す音)

4. パッ (クロロホルムを嗅がす音)

5. プシュンx (矢を上に放つ)

6. (鉄兜)スポッ

7. (手に数珠つけて)カチカチポッ

8. (ダイナマイトシュー、ポイッ

9. (両者の心臓に手突っ込んで)ズバッズバッ

10. (心臓を掴んで)ムギ

11. (心臓の動く音)ドクンドクン

12. (心臓を上に投げる)プシュー

13. (喉元を)ズバッズバッ 

14. (血が流れて)シャー

15. (鍵盤ハーモニカ)スポ

オチにつながるピタゴラスイッチ始動パート

ヒューヒューの呼吸音が鍵盤ハーモニカの具体的な音になり、音が増える。

音の種類は音階を分ければもっと増えるが、11種類になる。

1. ミミソ~ミソミ ドレミ ソ ミ x2

2. カンカンカンx2(鉄兜に矢が当たる音)

3. (自分の首を掴む) ガシ

4. (自分の首を折る)ボキ

5. ブシュンx (矢が落ちてくる)

6. カシャ(スマホカメラ

7. シャカ釈迦

8. ドカーンダイナマイト爆発)

9. ヒュー(心臓が落ちてくる)

10. バシン(心臓が体に入る)

11. ドクンドクン(鼓動再開)

以上より、このネタオノマトペ20種類以上豊富に出るネタなので、子供に人気があり謎の中毒性があるのかもしれない。

転結は省略

Q&A

最初からなかったが、このネタピタゴラスイッチでもあることを念頭に考えればわかってくる。自分が生きてると最後相手蘇生する場合、人工呼吸などの蘇生法を行わなければならなくなりピタゴラスイッチが成立しなくなるのである自分たちが死んでる間にも蘇生ピタゴラスイッチ動作させるためには自分も死んでいる必要がある。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん