2023-08-31

男はぬいぐるみ達の夢を見られるのか

自宅には5匹のぬいぐるみに住んでもらっている。

長男抹茶豆腐ぬいぐるみ

小学校の頃からずっと一緒にいる俺の息子的存在

両手に収まるサイズふわふわでとても愛らしい。

長女はうさぎぬいぐるみ

俺が生まれときから実家にいて、姉が大学進学後、俺が就職して上京したときに引き取った。

片手に収まるサイズで、いつも長男の上に収まっている。

次男抹茶豆腐の抱きまくら。

中学の時に母親プレゼントしてくれた。

今でも一緒に寝ていて、起きると俺に潰されている可哀想なやつ。

三男は某ピンク悪魔ぬいぐるみ

去年の冬にゲームセンタークレーンゲームで出逢った。

一目惚れをしたが、クレーンゲームが下手くそだったため、どうにか4000円を注ぎ込んで迎え入れた。

四男は某国民的モンスターゲーム紫色の丸いぬぐるみ

今年の誕生日に迎え入れたニュービー。

もっちりっちと言うだけあって、触り心地は抜群に良い。

まん丸としていてつい虐めたくなってしまう。

以上が24男性ぬいぐるみ家族である

嬉しいときも悲しいときも、仕事うつ状態になって死のうかと思ったときにもずっとそばにいてくれた大切な存在だ。

しかし、時々思うことがある。

こいつらは俺と一緒にいて良いのだろうかと。

ずっと一緒にいるか相手も嬉しいに決まっているなんてありえない話で、特に長男については俺がガキの頃に蹴り飛ばして遊んでいた過去がある。

要するに、ひどい虐待をしていたニンゲンとずっと一緒にいるのだ。

しかしたら、一緒にいたくないと思っているかもしれない。

過去の過ちを謝罪しても、罪が消えることはない。

ぬいぐるみにも心があったら、傷はずっと残り続ける。

心の支えになっている存在に罪悪感を持ってしまったら、ずっと一緒にいることは難しいのだろうか。

夢の中でもいい、彼らと心から話し合えたら、どれだけ楽になるだろうか。

それが自分の都合のいい夢だったとしても、俺は彼らと話がしたい。

今日もそう願いながら瞼を閉じる。

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