2023-04-22

喪中だけどニコニコ笑って写真撮っちゃった

1ヶ月前に母親が亡くなって、いわゆる喪中状態になった。享年59。

ずっと寝たきりで闘病してたから、亡くなったとき結構気持ち的にキツかった。私はまだ22歳。母親をなくすにはまだ若いよなあという気持ちもある。

年の離れた兄がいる。39歳。

もう結婚していて、去年子供も生まれた。

葬儀でも特に落ち込んだ様子はなかった。まあ普通に元気だ。超かわいい子供のために、毎日仕事を頑張っている。

問題というか、ちょっとなんかなあ、と思ったのは今日のことだ。

の子供(私の甥っ子)が1歳になった記念ということで、家族一同で記念写真を撮りに行った。

参加したのは兄夫婦と義姉の母、私。

(私の父は照れくさかったのか断っていた)

まあ皆で横並びの写真を撮るだけかなと思っていたら、行った写真館が結構「ハジける」タイプの店で、

なんかまあ色んな写真を撮られた。

虹色の光に包まれたり、でっかいハート型のソファに座って笑顔赤ちゃんを囲んだり。

はいお姉ちゃんもっと笑って~!」と言われるたび、母親のことが思い浮かんだ。そういや喪中じゃん!

まあ、だからどうということはない。せっかくの1歳バースデー。おどおどしながらも笑顔撮影した。

無事に撮影が終わり、家に帰ってきた瞬間、何故か寂しい気持ちになった。罪悪感にも苛まれた。

まだ四十九日も終わってないのに、こんな幸せいっぱい!みたいな写真撮っていいのか?

私は最近ずっとブルーだったけど、兄はあっさり切り替えてるんだな…とか。

なんというか、母親の死を蔑ろにしてしまったような気分だ。

父には今日あったこと、今日どんな写真を撮ったのかは伝えていない。が、昔気質な父のことだ。内容を伝えたら、ちょっと顔を顰めるだろう。

葬式の時にめちゃくちゃ泣いてた義姉(うちの母と1回しか会ったことないはずだけどなんか泣いてくれてた)は、今日はめちゃくちゃ楽しそうだった。

率先して虹色の光に包まれようとしていた。

自分は悲しいからお前もずっと悲しめ、というのは横暴だ。でもなんだかなあ…という気分だ。年取った親が死んだぐらいで落ち込んでるのはお前だけだよ、と言われた気がする。

あー、写真なんか撮りに行かなきゃよかった!家でめそめそしてればよかったんだよな私は。

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