2020-07-07

他人」の人生の岐路に立ち会う。

就職氷河期世代だ。

今はロストジェネレーションかいうらしい。

専門学校卒業する前の年、新卒採用が無かった。そういう年だった。

20年、ネット世界で生きて来て、それなりに「ネットで知り合った同世代他人」とも年数を重ねて、「ネットで知り合った、ただの他人」という立場じゃない人が沢山出来た。

何度も会って、一緒にライブに行ったり、キャンプに行ったり、時には冠婚葬祭に赴き、時には就職を世話したりされたり、そういう人が数十人いる。

みんな割と真面目に仕事してる人が多いけど、でも、みんながみんな定年まで勤続できるようないい所にお勤めの人ばかりじゃない。

病気になったか仕事を辞めた。とか。

親の介護仕事を辞めた。実家に帰る、とか。

そのあとどうするの?

地方仕事はあるの?

コンビニバイトくらいならあるかもしれない。

でも、もう大概アラフォーだ。

働けない親を支えるのにアラフォーコンビニバイトしか仕事がないなんて、そんなの、未来が無さ過ぎる。

コンビニバイトの方々ごめんなさい。

介護疲れからの親殺しとか、

収入が途絶えて親子で飢え死にとか、

そんなニュースばかりが思い起こされて、暗澹たる気持ちになる。

ネットで知り合った、親しい友人」がそんなニュースになってしま未来は見たくない。

でも回線越しの自分に何ができる。なんもできん。

そいつの家庭の事情に立ち入ることができるわけじゃない。

暗い気持ちで、そいつ人生の、悪い方に行くんじゃないかと思う岐路を眺めることしかできない。

そいつの心持次第で逆転一発ホームランなんてせいぜいラノベの中の出来事だ。

地獄への道行きを見送る事しかできない自分の、不甲斐なさと無力さ。

セーフティネットフル活用して自分外貨稼いで、せめて心穏やかに生きてほしい、と願う。

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