2018-10-01

プリパラキラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE」と児玉雨子のすばらしさ

プリパラキラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE TOUR」東京公演を見た。

いちばんエモかったのは新曲含む3曲を披露したNonSugarパートだが、ライブ冒頭の、「レディー・アクション! 」「ワン・ツー・スウィーツ」「スキスセンサー」の「プリ☆チャン」曲3連発で改めて実感したのは、児玉雨子歌詞の「うまさ」だ。

プリパラ」までの「プリティー」シリーズ楽曲の多くは、三重野瞳歌詞を書いていたが、「アイドルタイムプリパラからクリエイターが若干入れ替わる。それまで「ハロー!プロジェクト」などの楽曲に数多くかかわってきた児玉は、「アイドルタイム~」からシリーズに本格参加した。

児玉の書く詞の特色をひとつ挙げるとしたら、「ことば遊びの巧みさ」になるだろう。彼女が初めて手がけたアニソンである、「アイドルタイム~」の主人公、夢川ゆいが歌った「チクタク・Magicaる・アイドルタイム!」。テレビゲームで耳なじみのある1番にも「短針とdancing」という「うまいフレーズがあるが、2番以降にも「時よ何時も美しい!」などパンチのある歌詞が詰まっている。

あと今回のライブ終盤でも披露された「Missプリオネア」(華園しゅうか)もとてつもない。「夢なんかよりも 何よりも実感がほしい」が最後には「何よりも時間がほしい」に変わる! 最高! この曲は歌詞全部最高!

……そんな児玉は、「プリティー」シリーズ最新作「キラッとプリ☆チャン」で、冒頭に挙げた3曲の作詞担当しているが、どの曲も本当にすばらしい。個人的には、特に「ワン・ツー・スウィーツ」が特にすごいと思う。「予熱 十分 あこがれ 焦がれちゃいそう」「期待をエアレイション」「わたし努力製菓」……「お菓子づくり」関連のワードが本当にうまく織り込まれ名曲だ。

アイドル界隈はともかく、自分観測範囲では知名度が上がりそうで上がらない児玉雨子。ぜひいろんな楽曲をフルで聴いて、彼女歌詞世界を知ってほしい。というか私じゃなく誰かもっとちゃんとした人にいろいろまとめてほしい。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん