ストレスで精神が限界に近づいてきたので女装を始めた。すごく楽しい。
家の中でウィッグを付けてコスプレ用セーラー服などの女性用の服を着て過ごすくらいで、化粧をしたり外に出たりはしていない。
女性が性的に好きで街を歩いている女の子を見るとたまにムラムラするのでそういう目で見ることもある。一方で純粋に(?)女性の着る服ってかわいいなってずっと思っていた。
家の中限定ではあるけれど、あの憧れていた服を着ることができて楽しいし嬉しい!
まかり間違っても美少年だったりしないので鏡の上の方を見ると現実に引き戻されそうになるけれど、それでも首から下を見ている分にはずっとはしゃいでいられる。
せっかくなので気付いたことなどを書いてみる。
女性向けの下着はかなり肌触りがいいし、レースや紐など装飾が凝っていて、見てよし履いてよし、この世の宝。
ブラジャーにもフルカップと3/4カップなどがあり、胸のサイズや見せ方によって選び方も変わってくるということも知った。
Amazonが販売・発送してくれる女性向けの下着メーカーの中ではピーチジョンがおすすめ。セクシーなランジェリー路線から普段使い用の素気ないやつまで幅広い。
セーラー服の上、あれってとてもヘソチラしやすい。女子の制服がセーラー服に通うことはとうとうなかったので事情は知らないんだけど、頻繁に遭遇してしまうんじゃないのかな?
ちょうどいいサイズ感だとウエストのあたりちょうどくらいなので背伸びするとすぐ見える。
週末の夜、家にいるあいだセーラー服で過ごしたら風邪をひきかけた。それくらい寒い。特にスカートは下も上も横も無防備でお腹や足が冷える。
冬に素足でいる高校生を見ていられない……。
それにちょっと屈んだだけでパンツが見えそうになる。同級生の女の子たちは相当気を遣っていたんだな、と今ならわかる。思った以上に鉄壁だった。
セーラー服にしても下着にしても女性向けのMサイズを着れるくらいの体型なんだけど、それでも肩まわりは着丈などと比べてきつく感じる。一方でウエストのあたりはだいぶ余裕がある。
まあ着れるでしょと思っていて、実際着れるは着れたけど、どれだけ細い男でも、女性の体付きとは根本的に違うんだなあ、ということをあらためて感じた。
女性向けのサイズ感があるっていう話とも通じているんだけど、女性向けの下着や服を着ると、シルエットだけではなくふるまいも女性らしさに気をかけるようになった。
大袈裟に思えるかもしれないけど、着るものや鏡を通した自分の姿に、頭の中も作り変わるかんじがする。女性がドレスを着るときの気持ちってこういうかんじなのかな(違うかな?)って思った。
揃えるアイテムが多くて敬遠しているけど、このままだと化粧にも手を出してしまいそう。それくらい自分ではないなにかに変われている感覚にやみつきになってきている。