2016-09-06

弱い自分を思い出せた

少し怖い夢を見た。自分コントロールできなくなり、自分狂気さらけ出し、周りの人々がせめて苦しまずに殺せと懇願してくる夢。実際に自分が明確に殺すと言った訳でもなかったと思う。つまり少しズレている部分がその人に恐怖を感じさせ、自分が周りの人々を殺し始めるのではないかと恐れる、といった流れだったと思う。

もちろん、現実の人々がそう弱くない事も分かっている。つまりこれは自分自身の心を投影した動きなんだと思う。周りの人を抑えつけたいという願望。そうでないと他人は何をしでかすか分からない。自分危害を加えるかもしれない。つまり恐怖で人を縛ろうとしている。

そして夢から醒めて、ふと周りの静かさが怖くなった。一人という事がすっかり怖くなってしまった。だからこうして日記を書いている。

思うに、弱くあれる人が真に強い人なのだと思う。私は夢から醒めて一人が怖くなったと書いたが、それでいいんだと思う。一人は怖い。自分という人間はちっぽけで、自分一人でできる事などたかが知れていると理解し、周りの人は自分危害を加えないと信じられる、そういった人が真に強い人なのだと。

もちろん現実には危害を加える人もいるかもしれない。でも少なくとも、その人の事を信じてみるのはどうだろう。

普通、実際は、周りに怖いと思った人がいた場合、逃げるか距離を置くといった人が大半だと思う。だから難しい。私は今とても難しい事を言ってると、自分でも感じる。それは理想論だと。でも分からないなりに考えてみるに、そういう時、心理的物理的か、どちらか片方だけでもその人の隣にいる事はできないだろうか。半分だけでもその人の事を信じる事ができないだろうか、と思うのだ。

私は弱い。とても弱い。

色々な神経症を抱えながら、結構毎日ギリギリで生きている、と思う。けど、それで逃げずにいられるのは、今の職場で少なくとも何人かは私を信じてみようという人がいるからだ。そうして何とか私は生きている、生かされている。人は信じていい存在なのだと教えてくれる人がいるから。そうする事が正しいのだと。冒頭の様に、人を抑えつける様にして生きていく、それに疑問を持っている自分を思い出させてくれるから

人は一人だが、独りでは生きてはいけない。

人は独りだが、一人では生きてはいけない。

まり精神的か社会的(他にも金銭面とか)か、どちらか片方だけでも満たせるなら、何とか生きていける。ただ、バランスを常に取る事が大事で、自分の本当の気持ちを素直に感じ取って、自分が片方満足していないな、と感じるなら、自分から自分を満足させるよう動く。それが(ぎこち無くても)できる様になれば、自分はこれからもやっていけると段々と信じられる様になっていくんじゃないだろうか。

希望的観測だけど、何となく自分の進むべき道筋が少しだけ見えてきた気がした。だから誰かに、この今の気持ちを共有したくなったのだ。

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