「普通」「当たり前」あたりと「絶対」「間違いなく」あたりのワードを立て続けに使って話す人の喋りが、
話してる内容が実際に正しいか正しくないかに関わらず、スイッチが切れたみたいに唐突にどうにも頭に入ってこなくなって話を聞く集中力が切れてしまう。
俺自身がアスペだからかわかんないけど、自動的に聞く気がなくなる感じで体が反応するというかなんというか。
何かの資料を報告してるわけでもないのに強い断定調で常に話す人の話もとても聞きづらい。
実は特に根拠はないけど確信だけはある個人の感覚をデカい声で正当化、一般化して押し付けてくる人の話し方に多いせいかなあ。
もしかしたら、(その人にとって)普通じゃない→絶対おかしい っていう論法で子供のころから色々言われすぎて、反射的に人格攻撃されてると思って防御反応が出てしまっているのかもしれない。
ウチの会社のおじさん上司たちは、なぜかそんな話し方をする人が多くて、家族のあり方や出産計画を押し付けてこられたり、
お前みたいな若者はどうせ選挙に行かないんだと決めつけられて、もっと憂国せよと罵られたかと思ったら、
返す刀で若いうちは選挙なんか行ってる暇があるなら出社しろ勉強しろそれが普通だその方が絶対お前のためだと言われたり、
上司が趣味の自転車で休みに遠出した話を聞いてたはずが、いつの間にか上司的には世界経済の真理に到達しててドヤ顔で語られたりする。
面談時とかにはそれはもう頑張って気合入れてせめて聞いてるフリしようとするんだけど、
気が付いたら生返事になってたり、目の焦点が合わなくなってたり、ちょっと寝てたりするらしくて、ちょいちょい怒られる。
いや、寝てたり聞いてないのがわかる反応になっちゃうのは俺が悪いから何とかしたいんだけど、どうにもプツンと話を聞く姿勢が途切れてしまうんだよなー。
早坂好恵のあの曲聴けないなんてかわいそう