この季節大事でしょ?
これから書くことはある程度歌が歌える人向け。
それなりにうまくなってきたと思うのに、どうしてか自分の歌がうまく思えないって人に向けた内容。
うまくなるのにあと一歩なにが足りないのかを書きたいと思います。
・全体的にはうまく歌えているのに1音1音の音程が今ひとつついていかない
・下手ではないのだけど、もっと声に張りと響きが欲しい
・表情筋というか口の開き方
・喉を広げるというか舌の位置
カラオケがうまくなりたくて、よく自分の声を録音して色々と試している。
録音を聞いていると、どうしても高音が上がり切らない。(半音未満足りない)
音程はなんとかついていっているのに、低音も高音も弱々しく、ムリに出そうとするとすぐに喉が潰れてしまう。
そんなことを悩んでました。
で、最近になって今度は鏡を見ながら歌い始めたところ、上手い人との違いが2つあることに気づいたんです。
それを解説するよ!
上達法を調べると大体出てくる表情筋とか口の開き方。でも、どれも説明が漠然。
大きく開けとか、表情しっかり作れとか書いてあるけど、どうしてそれで歌が上手くなるのかが書いてない。
それならば、例えば「あいうえお」を口を動かさないで言ってみよう。
音がこもることがわかった?
じゃぁ今度は大げさに口を開きながら「あいうえお」といってみよう。
音の抜けが良くなったよね。
つまりこういうこと。「音は、口の形に比例してクリアになる。」
これを歌に応用すると、歌詞に対して、口が先に開いていることが重要ということになる。
逆を返せば、音程が後追いになってる人は、口の開きが後追いになっているということ。
鏡を見ながら歌ってみてわかったことは、口の開きがどの音の時も同じくらいだったってことでした。
とくに「いえお」の音を意識して口を開いてみて。
もう一つ鏡を見て気づいたことは、舌の位置が違うということ。
自分はどちらかというと舌が長いほうだったので、できるだけ口に収めようと歌っていたのがさらによくなかったみたい。
歌が上手い人の舌は喉を隠さないように避けているのに、自分の歌っている顔を見ていると舌の奥のほうが喉を隠しているのに気づいた。
そこで舌の奥を丸めずに下げるようにしてみたところ、低音の伸びが明らかに変わりました。
ポイントは喉を開くのではなくて、舌の奥のほうを下げるということ。
とくに「いえ」の音の時が、無意識に舌が喉を隠してしまうと思うので練習が必要。
ということでポイントは2つだけど、やっていることは一つ。
喉で鳴った音を口でこもらせないでしっかり送り出してあげるということ。
どちらも筋肉が必要なことだから最初は戸惑うかもしれないけど、録音で上達が行き詰まった人は鏡を活用してみてね!
自分の録音がいきなり上手くなってびっくりするよ!