人間以外の何らかの知的生命体について考えてしまうのは、思考上のトリックに過ぎない。
「慣れ」と言ってもいいのだが、過剰な敷衍が発生してしまっている。
それは死後の世界について考えてしまうのと同様で、存在しないものについて思考しようとしている。
…という前提で言うと、そういった慣用的な思考を真似することによるフィクションというのは確かにちょっと面白いところはあって、
ただし、あくまでも物事の本質ではなく影のような存在であるので、囚われすぎると元々の目的を見失う危険性は常にある。
(どう転んでも「人間以外の知的生命体」はただの手段でしかない)
元々の目的?
フィクションの目的はエンターテインメントであってそれ以上ではない。(が、君は他人を楽しませようとは思っていまい)
メッセージ性は社会全体についての問題意識が土台として必要で、君にはそういう問題意識はないように見える(のでこの方向性はお勧めできない)
あるいは芸術家という位置づけならば、単に自分の衝動に従っていいと思うものを作ればよい。
だが、この道は険しい道で死屍累々。製作を続けることのできる財力と時間がなければ早晩潰えるし、個人資本ではクオリティの向上が見込めない。
死ぬまでがんばってもしょぼいものしか作れない。(新海誠みたいに自分で絵が描けるとちょっと違ってくるんだけど)
個人でできる創作活動とすると小説家がもっともコストパフォーマンスがよいのではないか。
狂った幻想をどんどん撒き散らせる職業としては漫画家なんかもいいんだけど、これも画力を要求されてしまう。
だいたい読んでいて頭痛がしはじめる作家で言うならば、新井素子や筒井康孝が君の考えていることに近い。
山田正紀なんかもかなりイカれている。
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ありがとうございます、 まずここでま自分の考えについて知らない誰かが言及(具現化)してくださることに、素直に感動しました。インターネットすごい。 まさに、おっしゃる通り...
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