2013-12-11

単身高齢者株式等のリスク資産を好み、夫婦高齢者が預貯金を好む皮肉

【11月23日の自分ツイート転載

★先日ニッセイ基礎研サイトにあったネタ

 高齢者資産運用で、単身高齢者ファミリー高齢者運用先に有意な差違があった、と興味深い記事があった。

 なんでも、単身高齢者株式への運用比率が高いのに対し、家族持ち高齢者は預貯金比率が高いらしい

★また意識調査しても、単身高齢者は「収益性重視」なのに対して、

 家族持ち高齢者は「安全性重視」と回答。

 シニアが持つ1400兆円金融資産を使って経済活性化させたい政府証券会社にとっては、極めて好ましくない調査結果

★本来、金融資産がそんなに多くない単身高齢者リスク志向で、

 多少リスクを取る余裕がある家族持ち高齢者リスクを取りに行かずに安全志向、という結果。投資教育教科書とは真逆投資行動

しかし、数ヶ月前の自分ツイートと重ねれば、自然解釈できる。

 以前自分は「発達障害者の方が、リスク不感な為に株式投資パフォーマンスがいい。

 健常者は「リスクを避けようとする人間的心理」が仇となって、株式投資パフォーマンスは悪い」とツイート

★単身高齢者って、家族持ち高齢者比較して、発達障害スペクトルに位置する人、

 発達障害と健常者のボーダーライン上の人の比率が、家族持ち高齢者よりも多いのでは?

 ならば、この投資心理、投資行動は納得

★或いは、家族持ち、つまり結婚しようとする人は、家族概念が(単身者より)保守的。だから投資行動も保守的なのかもしれない

★いずれにせよ、「貯蓄から投資へ」という大目標を達成するためには、「家族持ちを減らして、単身者を増やす」のが近道だったりして。

 家族観念の保守化抑制したら、投資行動の保守化抑制できる。

 その分、少子化対策は諦めましょう

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