俺はいじめていたことがある。小学生の頃だけだけど。あるクライメイトを登校拒否にさせたことがある。他には、私立の中学を受験するために頑張っていた子をいじめて、そいつはいじめられてから成績が落ちつづけて受験校すべてに落ちていた。さらには、俺がいじめたせいで性格が歪んだ暗くなったクラスメイトもいた。
だが、いまでは何の罪の意識もない。
しかも相当に仲が良い。よく遊ぶ。
いじめていたことは許されることではない。めちゃくちゃ反省しているし、しつこいくらいに謝罪した。しかし、当のいじめられっ子がたいして気にしていないのだ。むしろ、その中の一人は親友とも呼べる存在になっている。そいつは私立に落ちたやつ。ちなみに俺も私立受験していて俺は私立に受かった。
登校拒否になったやつと、性格が暗くなったやつは次第にサブカルに傾倒していったらしい。高校で出会ったときは、俺も漫画大好きアニメ大好きだったので、そいつらとすぐ仲良くなれた。今ではなんでも語り合える数少ない仲間である。一緒にコミケに行く常連のメンバーでもある。
なんてことがあった。俺は一般的ないじめが辿るケースとまるで違う体験をしたみたいだ。俺は「いじめていた」と思っていたんだけど、そいつらは俺を「すげーうざかった」としか思ってなかったみたい。大人になってから謝罪したときに「なんか俺がいじめられたみたいだから辞めろよ」「そんなこと思ってたのはお前だけだよ」などと返された。いや、俺はいじめに値することをやっていたんだけどと不思議になるけど、それでいいならそれがいいのでそうする。
「いじめられっ子にできることはない」なんて意見があるけど、ひとつの手段として友達になるというやり方がある。もちろんほとんどの場合はありえないとは分かっている。でも、運よく友達になれればおたがいに救われると感じた。もし許されたいなら謝るのではなく仲良くなった方がいいかもしれない。苦く辛い思い出が迷惑な思い出に変わることだってあるのだから。でもまあいじめていた奴とは仲良くなりたくないよな普通は。だから、不思議なんだけど。
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>あるクライメイトを登校拒否にさせた 単なる誤字とわかっていても違和感が拭えなくて辞書引いてワロタ cli・mate[名] 1 [U][C](ある社会・時代の)風潮,思潮,傾向,趨勢(すうせい)...