2011-08-25

左派分断と政治的混迷

最近ウヨサヨの戦いが「親中韓vs反中韓」という空中戦になってる件について、

から抜粋し、再構成しました。

アイデンティティは人が人であるために大事ものであると思いますが、

経済問題をそっちのけでアイデンティティ同士で戦っているのには虚しさを感じます

 

  1. 戦後、「アイデンティティ弱者マイノリティ)もアイデンティティ強者(マジョリティ)も経済弱者」だったため、左派は一枚岩であり、かつ、民主主義における主流派だった。(経済強者は政財界の一部エリートだけだった)
  2. 高度成長期時代に、労働組合成功によって、左派の第一次分断が起こる
  3. バブル時代に、左派の第二次分断が起こる。
  4. バブル崩壊後の不況時代に、アイデンティティ強者の中に経済弱者になるもの(例えば若年日本人男性)が出てきた。
  5. アイデンティティ格差経済格差によって、人々は四つの象限にわかれ、利害対立が混迷化し、政治が迷走しだした。

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